いきいき職場づくりでワーク・ライフ・バランス実現!静岡県わくわく働くナビ!

いきいき職場づくり推進

静岡県では、いきいき職場づくりを実現するため、企業見学レポートや、
ワーク・ライフ・バランス推進企業モデル化事業を実施しました。

推進企業モデル化事業 29年度モデル企業レポート社会福祉法人たんぽぽ会「会議の実施方法見直しによる業務効率化」

概要

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社会福祉法人たんぽぽ会は、高齢者福祉施設や地域包括支援センター、保育所を運営する法人です。「福祉の助けが必要な地域の人達と共に歩む」を基本的な考えとし、地域に根差した福祉サービスを提供しています。

当事業所は、主任の業務負担割合が大きいという課題を解決するため、高橋アドバイザーの支援のもと、会議実施方法の見直しによる業務効率化に取り組みました。

<会社概要>
・名称 社会福祉法人たんぽぽ会
・所在地 浜松市南区石原町739
・従業員数 117人

1「プロジェクトチーム結成と意識づけ」

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〇モデル化への第一歩!意識調査を実施しました
 事業開始前のヒアリングを行ったところ、小杉山施設長から「職員が働きやすい職場の風土づくりをしたい。また、取組はトップダウンではなく現場発信で進めたい。」という要望を伺いました。
 高橋アドバイザーは、働きやすい職場づくりには、部下を管理する立場である職員がワーク・ライフ・バランスに対する高い意識を持つことが重要だと述べ、それらの職員を対象とした意識調査を提案しました。
 そして、各部門主任やリーダーで結成されたプロジェクトチームを結成し、メンバーを対象にワーク・ライフ・バランスに関する意識調査を実施しました。

○ワーク・ライフ・バランス研修で意識向上
 意識調査を実施した結果、「休暇を全く取得しない人もいるため、自分も取得しにくい」、「自分が休むことで業務に支障が出ることは避けたい」などの意見が出ました。
結果に基づき、高橋アドバイザーがプロジェクトメンバーを対象にワーク・ライフ・バランス実現による効果、具体的な導入事例等について説明する研修を実施しました。
 高橋アドバイザーは、「ワーク・ライフ・バランスは私生活の充実につながる。企業にとっては優秀な人材の確保や企業のイメージアップにつながる。従業員同士のコミュニケーションがお互い様意識を生み、ワーク・ライフ・バランスが実現できる」と述べました。

2「会議見直しで業務効率アップを目指す!」

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〇現状把握&取組決定
 高橋アドバイザーは、今後の取組を決めるために、業務棚卸表を作成し、現状を把握することを提案しました。作成された業務棚卸表から、各部門主任は主任業務と平行して現場の業務も担当しているため多忙であること、各部門主任が出席する会議が多いことなどが分かりました。そして話し合いの結果、主任の業務負担割合が大きいという課題を解決するために、会議の実施方法の見直しによる業務効率化に取り組むことを決定しました。

〇見直した会議を試行しました
 行っている会議をリストアップした結果、出席するメンバーがほとんど同じでありながら、別々に実施していた以下の会議を、同日に連続して開催できるのではないかという意見が挙がりました。
・「主任会議」と「芳川・いしはら会議」
・「介護員会議」と「看護会議」
 上記の会議の連続開催を試行したところ、プロジェクトメンバーから「会議が1日で済むので、出席者の日程調整にかかる時間が短縮できた」、「午後は会議の時間と決まっているので、仕事の段取りがしやすくなった」などの反応があり、大変好評だったため今後も継続して実践し、業務効率化を図っていくこととなりました。
 また、毎月1回行っていた研修会議を、平成30年度から隔月開催することも決定し、更なる業務効率アップが期待されます。

3「モデル化に取り組んでみて」

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モデル化事業に取り組んだ感想を、小杉山施設長と高橋アドバイザーに伺いました。

○小杉山施設長より
 仕事も大切、家庭も大切、そのバランスを上手にとれる施設を目指し、一人ひとり様々な生活スタイルがあるなかで、その生活スタイルを維持していくことが長く、楽しく働ける職場になり、求められる職場になれると考え応募しました。
 プロジェクトを進めていく中で、会議等による時間外や休日出勤を減らすことが出来たと同時に、当たり前になっていることを再検討してみる柔軟性と行動力が高い職員がいることが再認識できました。トップダウンではなく現場発信がポイントであり、今後も引き続き現場発信を進められるよう、その仕組みを作っていきたいと思います。

(施設の運営理念)
「わたし達は、まず助けます。」
「わたし達は、温かい介護をします。」
「わたし達は、職員全員で関りを持ちます。」
「わたし達は、福祉職としての誇りを持ちます。」
そして
「わたし達は、幸せな人生を送ります。」
わたし達職員自身が、一番輝ける時間をこの職場で過ごします。だからこそ今この職場で福祉の仕事をしていることを幸せに感じることができ、さらに自分自身の人生を振り返った時、幸せな人生だったと思える人生を送ります。

○高橋アドバイザーより
 たんぽぽ会様は、ワーク・ライフ・バランスに対してとても意欲的な企業でした。各部署からプロジェクトメンバーを出して頂き、毎回とても真剣な話し合いの場となりました。
今回、実施していただいた取り組み内容についても、現場に近い方でなければ思いつかないような取り組みだったと思います。
 さらには、今回の取り組みだけでは終わらず、今後も改善できるところはどんどん改善していこうという施設長様をはじめ職員の皆様の感想がありました。今回の支援が今後の取り組みの少しでもきっかけになっていれればうれしいです。

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