いきいき職場づくりでワーク・ライフ・バランス実現!静岡県わくわく働くナビ!

いきいき職場づくり推進

静岡県では、いきいき職場づくりを実現するため、企業見学レポートや、
ワーク・ライフ・バランス推進企業モデル化事業を実施しました。

推進企業モデル化事業 29年度モデル企業レポート株式会社若杉組「子育てのための休暇の充実と、複数人による仕事の共有」

概要

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株式会社若杉組は、土木・建築・舗装の施工及び設計・管理を行う総合建設業で、掛川市千浜に本社を置き、御前崎支店と菊川支店の2つの支店があります。

今回の事業では、「子育てのための休暇の充実」「複数人による仕事の共有」に取り組みました。

<会社概要>
・名 称:株式会社若杉組
・所在地:掛川市千浜6141 従業員数46名

1 聞き取り調査を行って、目標を決定しました!

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○聞き取り調査とワーク・ライフ・バランスセミナーを実施
 ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組を始めるに当たり、日々の仕事や働き方についてどのように感じているかを把握するため、管理職も含めた社員に聞き取り調査を実施しました。また職場づくりアドバイザーによるワーク・ライフ・バランスの重要性や取組方法を説明するセミナーも開催し、社員に仕事と生活の両立について考えるきっかけを提供しました。

○社員の声を反映し、取組内容は「休暇取得の促進」
 聞き取り調査の結果、社員からは「子の看護や学校行事など、子育てのための休暇を取りやすくしてほしい」「会社の休暇制度を詳しく知らない」といった声が聞かれ、また管理職側からは「柔軟に休暇を取ってほしいが、誰かが休んでも会社全体の仕事が滞らない仕組みづくりも必要」「現状の制度が社員のニーズに沿った内容になっているか分からない」との声が聞かれ、全体として休暇制度に関する意見が多く挙げられました。そのため今回は「休暇取得の促進」と、それに伴う「仕事を休んでも仕事が滞らない仕組みづくり」に取り組むこととしました。

2 先進事例を調べて、導入プランを検討

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○先進事例の調査
 まず、「休暇取得の促進」のために取り組んだことは、休暇取得が進んでいる企業の事例を調べ、どのような取組方法があるか把握することでした。その先進事例の中にあった、1つの仕事を複数人で分担して共有する「バディ制度」という制度を採用し、取組を始めました。この制度を行うことで、子どもの看護や親の介護で突然休んでも、仕事を分担している他の人が代わりに行い、会社全体の業務が滞らない仕組みづくりを狙いとしました。

○具体的な導入プランは、「子どものための休暇の拡充」
 また具体的な導入プランを話し合う中で、「子の看護や学校行事など、子育てに使う休暇を取りやすくしてほしい」といった小中学生を持つ社員の声を取り入れ、子どものための休暇(子の看護休暇)を拡充することとしました。休暇の拡充内容は、①子どもの対象年齢を10歳までから義務教育終了時までとすること、②授業参観や運動会などの学校行事でも取得可能とすることとし、子どものための休暇がより柔軟に使えるようにしました。

3 休暇制度の理解促進に向けて

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○社員全体に拡充内容を説明
 子どものための休暇の拡充を決めた後は、休暇制度の説明会を開催し、社員全体に拡充内容を周知して理解促進を図ることとしました。小中学生の子どもがいる社員には拡充する制度の利用を促し、小中学生の子どもがいない社員にも制度を知らせることで理解を深め、子どものための休暇が取りやすい職場環境づくりを社内全体で進めていくことを狙いとしました。

○社内の意見を聞き、拡充を正式決定
 講習会の後に感想を社員から聞いたところ、拡充について前向きな意見が多く聞かれました。このように社内での合意が得られたことため、子どものための休暇の拡充を正式に決定し、規定の改正をすることとなりました。

○バディ制度の活用
 また採用した「バディ制度」の運用も進めたところ、誰がどのような仕事をしているかが把握しやすくなったとともに、お互いの仕事を代わりに行う環境が徐々に整っており、会社全体の業務も滞りなく円滑に進んでいます。

○取組を通じて
 今回の取組を通じて、「社員に長く働いてもらうための休暇の重要性を理解できた」や「育児や介護の休暇の取り方に関心を持ち、休暇制度について考える機会が増えた」といった前向きな声が聞かれました。会社全体で休暇制度に対する理解が深まった結果、休暇をとりやすい環境が整備されました。

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